食道がん克服の秋野暢子 金髪ヘアで本格復帰に意欲「来年は女優業もしっかりやりたい」
女優の秋野暢子(67)が18日、東京・銀座三越で、個展「~色彩の希望2~ 秋野暢子 作品展」(23日まで)の取材会に出席。2022年6月に頸部食道がんのステージ3と診断され、23年4月に病を克服してから2回目の個展。現状を伝えるとともに、女優業復帰への意欲や4日に生まれた初孫について語った。 【写真】メガネもホルダーもオシャレすぎる!女優として隙なし 同展では今年に入って制作したという絵画80点とガラス作品20点を展示。金髪ヘアで華やかに登場した秋野は「この1年これにかかりきり。死にものぐるいで描きました」とアピールした。 作品数から体力的な面で心配する質問が飛ぶと「体はとても回復して元気。体力的には全然問題ない」と説明。治療を終え、現在は半年に1回の検査をしており「がん腫によるけど食道がんは5年で寛解に近いと言われる。医学の日進月歩がすごい」と笑顔で語った。 売上の一部は、がん研究のために寄付するといい「私がいただくプロフィットに関しては全額寄付します。商売じゃないので」と個展開催の意義を説明。そして「今年は芸能の仕事をまともにやってなかったので、今は女優業もグレーの状態」としつつ「11月に検査してクリアになると思うので、来年は女優業もしっかりやりたい」と意欲を見せた。 終盤、自身がシングルマザーとして育てた娘が4日に出産した子供について問われると「娘も(育児で)大変なので、私は飯炊きババア」と、ユニークに育児に協力していることを告白。孫にはハワイで母方の祖母を意味する「tutu(チュチュ)」と呼ばせることに決めたそうで「まあまだ何もしゃべりませんけど」と語り笑わせた。