【巨人】船迫大雅「割り切れたのが結果につながったかな」7回のピンチで火消し成功
◆JERAセ・リーグ 阪神1―2巨人=延長10回=(26日・甲子園) 巨人・船迫大雅投手がピンチで火消しに成功し、2/3回を無安打無失点に抑えた。 1点を先制された直後の7回1死一、二塁で2番手として登板。ノイジーを二飛に抑えると、梅野には3ボールとなったものの最後は見逃し三振に封じ、役割を果たした。 チームは9回に同点に追いつくと、延長10回に勝ち越し、1点差で勝利。「あと1点取られていたら結果的に試合がどうなっているかわからなかったので、最少(失点)でおさめたいって思っていました」と振り返った。打者2人ともボール先行だったが、「冷静に考えて、相手もチャンスですけど焦っているので、こっちが変に気負っていったらあそこはフォアボールになっていたかもしれないという中で割り切っていけた。ボールが先行していたので、真ん中でもいいからという感じで、割り切れたのが結果につながったかなと思います」とうなずいた。 この日は4番手で登板した西舘がプロ初勝利。ルーキー時代の昨年に同様の経験をしていた右腕は「(延長10回の攻撃で)丸さんが打って点を取って、そのときに『ダテ、今日勝利投手じゃん』と言っていて。今日もボールがすごくいっていましたし、西舘もこの初勝利からもっと勢いを付けていってくれたらいいなと思います」と後輩を祝福した。
報知新聞社