仏マクロン大統領、イスラエルにレバノン攻撃の自制を求める
フランスのマクロン大統領は25日、国連総会で、レバノンを激しく攻撃しているイスラエルに対し、エスカレートしないよう求めました。 フランスのマクロン大統領は25日、国連総会で演説を行い、この夏開催されたパリ五輪の期間中に「全会一致で望まれたオリンピック休戦は形だけだった」と訴えました。 その上で、「去年10月にイスラム組織ハマスが行ったイスラエルに対する前例のないテロ攻撃を強く非難する」と述べました。 一方で、イスラエルに対しても「パレスチナ自治区ガザ地区での戦争は長すぎる。数万人の民間人の犠牲は説明できない」と指摘しました。 また、イスラエルがレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに対して大規模な攻撃を行っていることについても、エスカレートしないよう強く求めると主張。ヒズボラ側にも砲撃をやめるよう求めています。 フランスの大臣が週末にレバノンを訪問するとしていて、外交的解決策をもたらすために努力すると話しています。