「自分のためではない」『頂き女子』映画化、プロデューサーが明かした経緯と“りりちゃんの思い”
映画公開に向けたりりちゃんの思い
映画の公開時期については、 「来春の完成を目指し、クラウドファンディング出資者向けの公開から順次行ってまいります。収益活動を目的としない作品のため、劇場公開の構想は現段階ではありませんが、利益が発生した場合はその一部を渡邊真衣支援プロジェクトの資金管理会社(『合同会社いぬわん』)に寄付し、被害の弁済に充てるものとしています」(前出・立花氏、以下同) 株式会社オパルスが映画を制作するのは今回が初めてだという。 「ミュージックビデオや番組の制作実績はありますが、映画は初の試みです。社内調整においては、社会的意義と自社で行う必然性の有無が焦点となりました」 渡邊氏は映画化にあたり、どのような思いなのか。 「制作に対して全面協力を表明し、内容面でも制作チームに一任してくれています。“このように描いてほしい”や“こうしてほしくない”という要望はひとつもありません。自分のためではなく、社会に向けた作品であることを理解しています」 最後に映画制作にあたり、被害者に事前に連絡したのかどうかを聞いてみると、 「被害者の方の連絡先を知り得る立場にいないため、不可能でした」 とのことだった。 映画では渡邊氏はどのように描かれるのか。被害者は何を思うのか。“頂き女子”を取り巻く問題はまだまだ物議を醸しそうだ。