レスリング全国大会の初代王者に 福島県郡山市の押山礼ちゃん 「頑張って練習、勝ててうれしい」
福島県郡山市の押山礼(あや)ちゃん(6)=郡山レスリングクラブ=は、東京都町田市で開かれた「第1回U8 KIDS WRESTLING JAPAN CUP」幼児の部年長19キロ級で優勝した。初代王者の座をつかみ、「頑張って練習してきたので、勝ててうれしい」と胸を張った。 大会は実行委員会の主催で、5月25日に開催された。約100人が参加し、幼年・小学生の各部で階級ごとにトーナメント戦で競った。礼ちゃんが臨んだ幼児の部年長19キロ級には7人が出場した。 1回戦はタックルが決まり順調に勝ち進んだ。2回戦以降は相手から積極的な攻撃を受け、守りに入る場面も。決勝戦では劣勢の中でもタックルをかわして背後に回るなど機転を利かし、ポイントを重ねた。最後まで諦めずに戦い、判定勝ちで頂点に立った。 兄暖祈さん(15)と姉七捺さん(12)の影響で1年ほど前からレスリングを始めた。現在は週3度の練習に励んでいる。中学生相手にタックルを打ち込むなど、日々の努力が全国大会で実を結んだ。
7月には県総合スポーツ大会に出場する。「片足タックルを練習して、優勝したい」と飛躍を誓った。