広島・新井監督 左打線の意図説明「左ありきではない」今季6度目の完封負け、満員ファンに白星届けられず「悔しい」
「広島0-5DeNA」(5日、マツダスタジアム) 広島が今季6度目の完封負け。新井貴浩監督は左打者8人を並べたスタメンについて、「左ありきではない。ウチは左バッターに良いバッターが多いから、そういう兼ね合い」と強調した。 本拠地を満員に埋めたファンに白星を届けられず、「悔しい」と渋い顔を見せた。以下、新井監督の主な一問一答。 ◇ -初回の2死満塁を生かせず 「うん、うん。まあまあ。そこは今日出ている若いタムかな。うん。それをまた糧にして成長していってほしい」 -大貫は球種が多彩。的を絞りきれず 「コントロールもよかったね。うん。低めにコントロールされていたし、いいピッチングをされましたね」 -左打者8人をスタメンに並べて試合に臨んだ 「左ありきではない。被打率的にもそんなに変わらないし、左でいくぞっていう感じで左バッターを並べてるわけじゃないからね。ウチは左バッターに良いバッターが多いから。休養させる選手、ピッチャーは今日は誰がマスクをかぶるのか、そういう兼ね合いで結果的に左になっているというだけ」 -九里は粘りながらも6回4失点 「そうよね。前回も前々回もいいピッチングで。いいピッチングをしてくれているんで、なかなか勝ちを付けてあげられないっていうのはこっちもすごく思っているし、また次の登板に向けて備えてほしいなと思います。うん」 -こどもの日に勝利を届けられず 「今日も満員のお客さんに来ていただいたんだけど、点を取って盛り上げさせてあげられなかったのは悔しいですね」