DeNA・佐野、延長10回「震えながら」勝ち越し打 首位・広島に1ゲーム差、貯金は最多タイの『4』
◇５日 阪神１―２ＤｅＮＡ（甲子園）＝延長１０回 延長１０回に迎えた１死三塁のチャンスで、ＤｅＮＡ・佐野が中前へ勝ち越しの適時打。その裏は守護神の森原が２死一、二塁のピンチを切り抜けて、敵地で競り勝った。 佐野は「オースティンの（左前打での）出塁。牧のしぶとい進塁打。打席に立つ前に震えながら『絶対、自分が決めるんだ』という強い気持ちで打席に立ちました」と熱い口調で話した。 この日、筒香が左肋骨（ろっこつ）の疲労骨折で出場選手登録抹消。日本球界に復帰した後、チームを鼓舞し続けたリーダーが不在となった。三浦監督は「ゴウ（筒香）はリハビリに専念してもらう。初戦を取れたというのは大きい勝利。（投手陣も）よくしのいだ」と接戦の勝利をかみしめた。 貯金は今季最多タイとなる「４」に増え、首位の広島に１ゲーム差まで迫った。指揮官は「まだまだこの時期ですから。明日全員で集中して戦っていきます」と決意を語った。
中日スポーツ
