185メートルのツインタワーが建ったなら… 本通り商店街の再開発計画で「新たなランドマーク」高層ビルのイメージ示す 広島市中区
広島市中区の本通り商店街の再開発計画で、建設予定の高層ビル2棟のイメージが8日、市景観審議会の眺望景観検討部会に示された。地権者たちの準備組合側は「紙屋町・八丁堀地区の新たなランドマークの一つとなる」と説明している。 【写真と地図】本通り商店街再開発で建設予定の高層ビル イメージは本通3丁目地区市街地再開発準備組合が作成。平和記念公園の原爆慰霊碑前や相生橋など16地点から撮影した写真にビル2棟のイメージを重ねた。デザインは未定だが、いずれも高さ約185メートルのツインタワーで、市内ではJR広島駅前のシティタワー広島(南区、約189メートル)に次ぐという。市景観計画で定める高さ制限のエリアからは外れている。 部会には大学教授たち委員5人が出席。原爆ドームの背景に位置する際の眺めなどを念頭に「形態と色彩に留意する必要がある」との提案をまとめた。 計画では本通りを挟んで北棟が34階、南棟が46階建てを予定。商業施設やホテル、マンションを備え、2033年度の開業を目指す。
中国新聞社