テニス・山岸美咲 世界で輝くために
10月14日(月)荘口彰久がパーソナリティを務める「ケーダッシュセカンドプレゼンツ 輝く未来のアスリート アスヤン!~若いアスリートを全力応援~」(ニッポン放送・毎週月曜21:00~21:30)が放送。 ゲストは山岸美咲。 2009年大阪府生まれ。中学3年生。4歳くらいの頃からラケットを握るようになり、現在は国内外で活躍中。去年7月、ジュニア向けの大会Tennis Europeでカテゴリー2、14歳以下のAmjoy cupでシングルスベスト4,ダブルス準優勝。今年3月、DUNLOP CUP 第51 回大阪ジュニアテニス選手権大会16 歳以下の部 シングルス準優勝等。 現在、大阪を拠点に練習に励んでいる。
また、今回もフリーライターでテニスを中心に取材活動を行う内田暁が出演。
荘口:山岸選手は未来においてこうなりたいとか普段からよく考える方なんですか? 山岸:はい、考えてますね。 荘口:大谷選手みたいにノートに書いたりとか、こうなりたいとか書いたりするんですか? 山岸:書くというよりは頭でイメージしている感じの方が多いです。 荘口:それでは、山岸選手のこの1年くらいの短期の目標は何でしょうか? 山岸:ジュニアのITFランキング600位以内に入ることと、去年12月10日から今年12月10日までに14大会に出場できるので、そのうちの半数以上ヨーロッパの大会で出場を目指しています。 内田:(ランキングを上げるための)ポイント計算を自分でやっているんですか? 山岸:そこはトレーナーの方と相談しながらです。 内田:テニスのランキングポイントって、どの大会でどれだけ勝ち上がったら何ポイントもらえるか、そうしたらどれくらいまで上がれるか、他の選手の動向にもよりますが100%でないにしてもだいたいアタリはつくんですよ。なのでプランを立てようと思えばできるんですけど、そこまで考えない選手もいます。でも山岸選手みたいにきっちり考えているのは、すごく意識が高いというかしっかりしていると感じます。 荘口:続いて5年くらい、数年かけての中長期の目標とは? 山岸:日本国内で全日本ジュニア選手権を優勝することと、ITFジュニアランキングで10位以内に入ること、スポンサーになってくださる方を見つけることです。 内田:特にテニスはですね、山岸選手みたいに14歳でもプロと同じような生活をしていると世界中で14大会に出場するのは、14日間でなくて14週ってことなのでもちろん遠征費がかかります。さらに今は円安でアメリカに行ってもヨーロッパに行っても現地の生活費も相当かかってしまいます。なので本当にお金がかかってしまうので、スポンサーが大事なんですよね。 荘口:逆に言うと、成功するとお金が入ってスポンサーも付くし、みんなが憧れる選手になれるってことですよね? 内田:そうですね。特に女子のプロスポーツって、どうしても男子に比べると数が限られてしまうので。アメリカの経済誌「Forbes」が毎年アスリートの長者番付を出しているんですけど、そこで女子アスリートのトップに入ってくるのはほぼテニス選手です。
荘口:そして、将来、長期的な目標は何でしょうか? 山岸:世界ランキング100位以内に入ることと、グランドスラム本戦に出場すること、五輪に出ることです。 荘口:最後の質問です。山岸選手の“輝く未来”とは? 山岸:プロになって、世界ランキング100位に入って、グランドスラムに優勝すること、そして見ている方々に応援したいな、って思ってもらえる選手になることです。