仮設、新たに完成 集会所設け住民交流促進 輪島・三井
輪島市三井町長沢で20日、能登半島地震の被災者が入居する応急仮設住宅が完成した。敷地内に集会所を新設し、住民同士の交流継続を後押しする。 仮設住宅は木造長屋式の13棟で計68戸となる。間取りは1DK41戸、2DK21戸、3DK6戸で、このうち3戸は車いす利用者も生活しやすい形態とした。集会所は木造平屋建てで床面積は89平方メートル。20日は県職員が施工業者から説明を受けながら設備などを点検した。仮設住宅は県から市に引き渡される。今後、市が家電を運び込むなどの準備を整えた上で、6月上旬ごろから被災者が入居する見通しとなっている。