Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング28位。最終戦で1万人割り…。J2中位も伸びしろあり?
サッカークラブの持つ影響力は単一の尺度で測れるものではないが、複数の指標から見えてくるものもある。今回はJ1、J2、J3の全60クラブを対象に、成績、人気、育成、売上の4つの指標を抽出して数値を組み合わせてランキング形式にした。果たして、最も“力のある”Jクラブはどこなのだろうか。 ※見出しの括弧内の数字は、各項目の1位(最高位)を60ポイント、60位(最下位)を1ポイントとして降順で計算した合計値
28位:V・ファーレン長崎(123) 2023リーグ戦成績:7位(J2) 2023リーグ戦平均入場者数:7300人(31位) 2023シーズンホームグロウン人数:3人(34位) 2022年度営業収益:約20億6400万円(27位) 2018シーズンに初めてJ1の舞台に立ったV・ファーレン長崎だが、1年でJ2に降格。今季は最後までJ1昇格プレーオフ進出の可能性を残したが、7位でシーズンを終えている。 昨年度の営業収益は20億円を超えたが、(昨季の)J2では8番目の多さだった。観客動員数もJ2では11位と中位に位置する。ジェフユナイテッド千葉を迎えた開幕節で1万1165人、昇格争いが佳境のFC町田ゼルビアとの第36節では1万3893人と、多くの観客を動員した試合もあったが、ホームラストマッチとなる第41節のベガルタ仙台戦では9977人の動員に留まった。 今季は3人のホームグロウン選手とともに開幕を迎えたが、夏に五月田星矢と加藤聖が移籍したことで、安倍大晴1人になった。ただ、来季に西村蓮音が加入することが決まっており、ガンバ大阪に移籍した江川湧清を筆頭に、アカデミーからトップチームに人材を輩出する流れができ始めている。
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