【ラグビー】1年生も含む、大学生8選手も招集。日本代表トレーニングスコッド福岡合宿参加メンバー36人発表
新しい風を吹かせる。 そんな意志が伝わってくる。 いろんな言葉で日本代表の再スタートについて語ってきたエディー・ジョーンズ ヘッドコーチ(以下、HC)。 1月30日には、2月6日、7日に、福岡でトレーニングスコッド合宿をおこなうと発表し、参加メンバー36人を発表した。 NZのスーパーラグビーチーム、ブルーズ、チーフスとのクロスボーダーマッチに挑む昨季4強の、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ、埼玉パナソニックワイルドナイツ、横浜キヤノンイーグルス、東京サントリーサンゴリアスの選手たちの招集は見送られているが、フレッシュな選手たちの名前が並んだ。 大学生8選手も含まれている。 U20や高校代表と連携を取り合い、大学や高校の全国大会だけでなく、積極的にユース世代の活動現場に足を運んできた。 現職への就任以来初めてとなる今回の日本代表活動。そのメンバーを見れば、現在と未来の両方を見ていることが分かる。 2023年のワールドカップで代表主将を務めた姫野和樹や、リーチ マイケルなど、同大会で力を示した選手たちの名前もあれば、学年に関係なく、大学シーンで才能と可能性を感じさせた者たちもいる。 大学1年生の京産大・石橋チューカや早大・矢崎由高は、時間をかけてインターナショナルレベルに引き上げていくだろう。 静岡ブルーレヴズのSO家村健太など、リーグワンでのパフォーマンスを評価された若手が何人もいる。この層の選手たちには、国内シーンから世界に出ていくために必要なことを伝えられるはずだ。 掲げる『超速』のイメージに合った、判断のはやさを持っていると思われる選手を直に見てみたい意図がある。 チームがやろうとしているスタイルを具現化できる力があることも、セレクションポリシーのひとつだろう。 「6月初旬予定のラグビー日本代表の本格始動に向け、チームコンセプト等に関する各選手とのコミュニケーション等が目的」とされている2日間。 時間は短いが、チームの方針と、選手に求めるものを明確に伝えるキャンプとなりそうだ。 スタッフには、ジョーンズHCのほか、明大の伊藤宏明HCや元日本代表主将の菊谷崇氏(株式会社Bring Up Athletic Society)がスポットコーチとして参加する。また、2015年W杯をともに戦った荒木香織メンタルコーチも指導にあたる。 2024シーズン日本代表スタッフは、後日発表される予定だ。 【男子15人制トレーニングスコッド 福岡合宿参加メンバー】 PR 三浦昌悟(トヨタV/180、115) PR 眞壁照男(BL東京/172、110) PR 竹内柊平(浦安DR/183、115) PR 茂原隆由(静岡BR/187、116) HO 原田 衛(BL東京/175、101) HO 佐藤健次(早大3年/177、108) LO リーチ マイケル(BL東京/189、113) LO アマト・ファカタヴァ(BR東京/195、118) LO ワーナー・ディアンズ(BL東京/201、117) LO 石橋チューカ(京産大1年/190、95) FL ウィリアム・トゥポウ(トヨタV/188、101) FL 姫野和樹(トヨタV/187、109) FL 松橋周平(BR東京/180、98) FL 古田 凌(三重H/183、100) FL サウマキ アマナキ(神戸S/189、107) FL 伊藤鐘平(BL東京/190、115) FL 青木恵斗(帝京大3年/187、100) NO8 ティエナン・コストリー(神戸S/192、102) SH 福田健太(トヨタV/173、83) SH 土永 旭(京産大3年/170、73) SO 李 承信(神戸S/176、86) SO 家村健太(静岡BR/176、93) SO 伊藤耕太郎(明大4年/176、86) CTB 池田悠希(BR東京/186、98) CTB サミソニ・トゥア(浦安DR/182、108) CTB 髙橋汰地(トヨタV/180、91) CTB 眞野泰地(BL東京/171、87) CTB チャーリー・ローレンス(トヨタV/170、89) CTB シオサイア・フィフィタ(トヨタV/187、105) CTB 秋濱悠太(明大3年/174、85) WTB マロ・ツイタマ(静岡BR/182、91) WTB ネタ二・ヴァカヤリア(BR東京/181、94) WTB 松永貫汰(神戸S/167、78) WTB 高本とむ(帝京大4年/182、82) FB 奥村 翔(静岡BR/180、83) FB 矢崎由高(早大1年/180、85) ※ポジションはメディアリリースによるもの。 ※チーム名のあとの数字は身長、体重。