【ジェラルド・チャールズ】とオフィス麦野がパートナーシップ契約を締結
数々の傑作時計を生み出した20世紀を代表する偉大な時計デザイナー/ジェラルド・チャールズ・ジェンタ氏によって設立された、独立系スイス時計ブランド【GERALD CHARLES(ジェラルド・チャールズ)】とオフィス麦野がパートナーシップ契約を締結した。 【関連画像】バリエーション違いを紹介
オフィス麦野とパートナーシップ契約を締結
両パートナー間の契約は2024年1月30日にスイス大使公邸で行われた記者会見において、駐日スイス大使アンドレアス・バウム閣下が見守る中で締結された。ジェラルド・チャールズとのパートナー契約に関して、オフィス麦野代表の麦野氏は次のようにコメントしている。 「時計業界に身を置くものとして、ジェンタ氏は常にリスペクトの存在でした。この度、偉大なジェンタ氏の遺したラストデザイン、集大成を日本にて手掛けられることは光栄の至りです。ジェンタ氏の遺志を継いだフランコ・ジヴィアーニ会長や、クリエイティブ・ディレクターのオクタヴィオ・ガルシア氏も元同僚であり、戦友のような仲間たちです。そんなチームと再び世界レベルでブランド作りが出来ることを大変わくわくしています」
駐日スイス大使アンドレアス・バウム閣下は以下のようにコメントした。 「スイスの独立系時計ブランド 『Gerald Charles(ジェラルド・チャールズ)』。このブランドは、スイスの時計の歴史において数々の傑作時計を生み出した20世紀を代表する偉大な時計デザイナー / ジェラルド・チャールズ・ジェンタ氏によって設立されました。そして今日、オフィス麦野は、ジェラルド・チャールズとのパートナーシップを開始します。時計愛好家の皆さんと一緒に、ジェラルド・チャールズの不朽の遺産、唯一無二の作品に出会えることを楽しみにしています。ジェラルド・チャールズとオフィス麦野を心から祝福し、成功を祈っております。ありがとうございます」
“時計界のピカソ”ジェラルド・チャールズ・ジェンタ氏が遺したブランド
ジェラルド・チャールズはジェンタ氏の2つのファーストネームをブランドネームに、2000年に設立したブランド。後にジェンタ氏は伊ジヴィアーニ家に経営を任せ、逝去した2011年まで自身はチーフデザイナーに専念した。 ジェラルド・チャールズのデザインは、バロック建築の奥深い創造美から着想を得ており、主にローマのバロック建築を代表する教会「サン・カルロ・アッレ・クワトロ・フォンターネ聖堂」からインスピレーションを受けている。教会内壁の六角形、八角形、および十字形の組み合わせをケースへと反映している。6時位置の丸みを帯びたケースデザインは、ジェンタ氏のスマイルラインとなっており、ジェンタ氏自身がポートレートを遺したとされる。クリエイティビティと熟練技術が絶妙なバランスで融合し、エレガントかつスポーツティな仕上がりとなっている。