ガッカリ…。U-23日本代表、アジア杯グループリーグ期待外れの選手(5)どうしちゃったの!? 世代屈指のDFがダメダメ
サッカーU-23日本代表は、AFC U-23アジアカップ兼パリ五輪アジア最終予選・グループBで2位となり、決勝トーナメント進出を決めた。パリ五輪出場権獲得に向けて、前進しているが、全てが順風満帆というわけではない。今回はグループリーグで本来のプレーを見せられなかったU-23日本代表の選手を紹介する。
DF:半田陸 生年月日:2002年1月1日 U-23中国代表戦:出場なし U-23UAE代表戦:出場なし U-23韓国代表戦:フル出場 2019年にモンテディオ山形でトップ昇格を果たし、2023年からガンバ大阪でプレーしている半田陸は、同年3月にA代表招集も経験し、パリ五輪世代の日本代表で最も期待されていたサイドバックだ。しかし、現在はかなり状況が変わってしまった。 半田は、昨年7月に腓骨を骨折して長期離脱を強いられた。シーズン終盤に復帰を果たし、2024シーズンのJ1では開幕からレギュラーとしてプレーしていたものの、4月に入って急性胃腸炎を患って離脱し、今大会に向けた合宿にも遅れて合流している。 第1戦、第2戦と出番がなかった半田は、グループリーグ突破が決まった状態で迎えた第3戦のU-23韓国代表戦で起用されたが、持ち味の攻撃参加はあまり見られず、全体的に消極的に映った。チームの攻撃が左サイドに偏っていたのは、半田の存在感が薄かったことも一因だ。また、失点時にはGK野澤大志ブランドンの対応が中途半端だったとはいえ、マークしていたキム・ミヌに易々とヘディングシュートを許してしまった。 病み上がりの初戦だったため、本来のパフォーマンスを発揮できなかったという見方はできる。ただ、関根大輝が右サイドバックで印象的な働きを続けていたことを考えると、半田はもっとアピールをしなければいけなかったはずだ。
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