巨人・伊藤優輔が甲斐の人的補償でソフトバンクへ 阿部監督「飛躍を期待していた選手の一人」
巨人は16日、国内フリーエージェント(FA)で獲得した甲斐拓也捕手(32)の人的補償として、伊藤優輔投手(28)がソフトバンクに移籍すると発表した。 【写真】「来年は1年間ずっと1軍で投げ続けたい」と意気込んでいた巨人・伊藤優輔 伊藤は球団を通じ「4年間という短い間ではありましたが、約2年をリハビリに費やし、本当にたくさんの方々に支えられて去年初めて1軍で投げることができました。今年はさらに飛躍できる年にしようと思っていた矢先の出来事だったので少し驚いてはいるのですが、この4年間のジャイアンツでの経験を糧にしてソフトバンクホークスで活躍し、日本シリーズでジャイアンツと戦えるように頑張っていきたいと思います」とコメント。 球団は阿部監督のコメントも発表。「昨年支配下に復帰し、今年の飛躍を期待していた選手の一人でした。気持ちが強い投手ですから、新しい環境に移っても力を発揮してくれると思っています。活躍を期待しています」とした。 伊藤は社会人の三菱パワーから2021年にドラフト4位で入団し、育成契約を経て昨年7月に支配下に復帰。昨季は8試合に登板して0勝0敗1ホールド、防御率1・04をマークした。