森川葵、29歳誕生日に初の著書イベント「大人としての自覚を持って…」と抱負
女優の森川葵が17日、都内で初の著書「じんせいに諦めがつかない」(講談社刊)の発売記念会見を行った。 「小説現代」に連載していたエッセーをまとめた一冊。もともと文章を書くことが好きだという森川は「私は話すのがうまくなくて、主語が抜けたり『何の話をしているか分からない』と言われる。私にとって文章は、ちゃんと自分の気持ちを伝える手段」と思いを込めた。 2年前に執筆を始めた当初は「『書くぞ!』と思ってパソコンで書いていた」というが「公園を散歩していてふとひらめいたり、パッと書きたいと思ったりする。途中からは書きたいと思ったときに携帯で書いていました」と執筆スタイルも変わっていった。文章の構成も自分なりに定まってきたそうで「『何の話してるんだろう』というところから始まって、最後の3行ぐらいで締める。文章を読むのが苦手な人は最後の3行ぐらいを読んでもらえれば伝わると思います」と笑わせた。 本の発売日でもあるこの日は、森川の29歳の誕生日。ケーキで祝福されると「現場とか仕事場で会う方も年下の方が多くなってきた。大人としての自覚を持って進んでいきたい」と決意。仕事を終えたあとは「いつもお祝いしてくれている友達がこのあと誘ってくれている」と気の合う仲間と過ごすという。印象深い誕生日のエピソードを尋ねられると「去年の誕生日に予定だけ組まれていて、その場に行ったら友達が浜辺美波を呼んでくれていた」と思わぬゲストに驚かされたと告白。「友達が(浜辺の)スケジュールを押さえてくれて、みーたんも駆けつけてくれた。幸せな誕生日でした」と振り返っていた。
報知新聞社