メジャーリーグ・エンゼルスへの移籍が決まった菊池雄星投手がプロデュースする野球の複合施設で野球スクールが開講しました。 参加した子どもたちは野球を通して楽しみながら運動の基礎を学びました。 【写真を見る】「プロ野球選手、メジャーリーガーになる夢をサポート」菊池雄星投手プロデュースのK.O.H野球スクール開講　岩手・花巻市 2日岩手県花巻市で開講した野球スクールの会場は、全面人工芝のほか、全館空調により冬でも暖かい環境で体を動かす事ができます。 この屋内施設は花巻市で11月お披露目されたばかりの菊池雄星投手がプロデュースした野球の複合施設「King of the Hill」、通称K.O.Hです。 （菊池雄星投手） 「ここであれば僕自身も練習が存分にできますし、選手そして保護者や地域の方々もこの施設は価値のある施設だと言ってもらえるような気がする」 この施設は、菊池投手が冬のオフ期間にトレーニングを行うためだけでなく、岩手の子どもたちに使ってほしいという思いが込められています。 この菊池選手の思いが今回、野球スクールという形で実現しました。 （球速をはかる風景） 「おーいいよ!72!」 （メディシンボールを投げあう） 「ん～!いくよっ!キャッチ～」 現在、野球スクールには県内を中心に幼児から中学生までの130人が入会しています。 初回の2日は県内の小学1年生と2年生の合わせて10人が参加し、投球フォームをスローモーションで撮影してチェックしたり球速を測ったりして自分の投球データを確認していました。 （参加した子どもは→1人目） 「トレーニングとかちょっときつかったけど楽しかった」 （お母さんは） 「基礎からしっかり学んでもらって、あとはスポ小をやっているのでそっちに生かしていければいいかなと思います」 （参加した子どもは→2人目） （Q.将来どうなっていきたい?） 「プロ野球に行って有名人になりたいです。120キロになりたい」 野球スクールの指導者は独立リーグを含めて全員が元プロ野球選手で、今後は子どもたちのレベルに合わせてメジャー仕様の最新機器を使って指導する予定です。

（清水忍トレーナー） 「雄星選手のように身近にすごい選手がいるという環境だと思っていますので、自分もプロ野球選手になれる、自分もメジャーリーガーになれるんだって、そういう感覚を持ってもらうことをすごく大事にしています この野球スクールは現在も会員を募集していて、子どもたちは週1回学年ごとに分かれて運動の基礎を学びます。