【写真：Getty Images】

　リーグ・アン（フランス1部リーグ）第31節、クレルモン・フット対スタッド・ランスが現地時間28日にスタッド・ガブリエル・モンピエで行われた。この試合では、スタッド・ランスに所属する日本代表FW中村敬斗が芸術的なゴールを叩き込んでいる。 【動画】中村敬斗の芸術的ゴールがこれだ！ 　リーグ連敗中で4試合勝ちから遠ざかっているスタッド・ランスは、この日も苦戦。31分にPKを献上してしまい、これをムハメドチャム・サラスビッチに決められ先制を許してしまった。 　それでも、スタッド・ランスはそのわずか2分後に試合を振り出しに戻す。貴重な同点ゴールを奪ったのが、左サイドで先発した中村だった。 　右ハーフスペースのテランス・クドゥからファーサイドの中村にクロスボールが入ると、日本人選手はこれを頭で折り返す。そしてゴール前での混戦を引き起こすと、最後は中村の元に浮いたボールがこぼれ、これを右足でダイレクトボレー。強烈なシュートにGKは全く反応できず、ボールはゴール左下隅に突き刺さった。 　ワンチャンスを逃さず確実に決め切る決定力の高さはさすがといったところ。ボックス内フリーで打てたとはいえ、浮いたボールをしっかりとミートする技術も素晴らしかった。なお、中村はこれがリーグ戦2試合ぶり、今季4ゴール目となっている。 　中村のゴールで同点に追いついたスタッド・ランスだったが、その後退場者を出した影響もあって後半に3失点と崩壊。結局1-4でアウェイゲームを落とし、これでリーグ3連敗となった。