FC岐阜、あす6日アウェー宮崎戦 後半戦初戦、好発進狙う
J3で11位のFC岐阜は第20節の6日午後7時から、いちご宮崎新富サッカー場で18位の宮崎と対戦する。これまで8ゴール3アシストと攻撃をけん引するFW藤岡は「今週はゴール前での崩しを練習してきた。その成果を試合で出せるようにしたい」と意気込んだ。宮崎との過去の対戦成績は2勝1分け4敗。 前節・八戸戦は押し込む展開が続きながら、5バックを崩し切れずにカウンターから決勝点を奪われた。「点が取れなかったことが敗因」と藤岡。暫定的に指揮を執る天野ヘッドコーチ(HC)は「引いた相手をどう崩すのかというのは世界を見ても難しいことだが、チャレンジしてやっていきたい」と攻撃的なスタイルを貫く姿勢を示した。 次戦の宮崎について、天野HCは「好守にバランスの取れたチーム。守備からのカウンターも狙ってくると思う」と警戒。実際、前回対戦時にはカウンターから失点した。今節も岐阜が攻勢を強める時間帯は生まれるだろうが、リスク管理にも気を付けたい。 今節からリーグ後半戦。2~12位までが勝ち点差5と混戦の状況なだけに、一つの勝利が大きな価値を持つ。藤岡は「後半戦は引き続き個人の結果を出しながら、チームとしても結果を出せるようにしたい」と活躍を誓った。
岐阜新聞社