大雪に備える中被災地では「消雪装置」が使えないところも 石川県内は28キロがいまだ使えず
石川県内では、各地で雪への備えが進んでいます。こうした中、輪島市の集落にやってきたのは移動販売車です。大雪を前に、食料品や日用品を買い求める人の姿がありました。 【写真を見る】大雪に備える中被災地では「消雪装置」が使えないところも 石川県内は28キロがいまだ使えず 買い物に訪れた人「(今晩雪ひどそうだが)うん、やから余計買っている。不安やわいね、雪あったら。どこに穴あいとるか分からんから。雪よけしても危ないよ」 記者リポート「輪島市河井町、まちなかではこのように消雪装置を多く見かけますが、これらすべてが今シーズン稼働できない状況となっています」 北陸の冬には欠かせない融雪装置にも地震の影響が。輪島市では排水管が破損するなどして中心部にある市道3か所全てで融雪装置が使えなくなっています。 県と市は、道路の復旧を優先させるため、融雪装置の再開の時期は見通せないとしていて、使えない箇所については除雪車で対応するとしています。 住民の女性「(今晩は)想像できませんね。降った時に対応するしかない」 県によりますと、県道に設置されている総延長400キロの融雪装置のうち、奥能登2市2町と内灘町を中心に28キロが使えない状況が続いています。
北陸放送