「全領域異常解決室」福本莉子が明かす豊玉のお気に入りスタイルとは?
フジテレビ系で放送中の藤原竜也さん主演の連続ドラマ「全領域異常解決室」(水曜午後10:00)。黒岩勉氏のオリジナル脚本による、最先端科学でも解決できない“不可解な異常事件”に挑む本格ミステリードラマだ。 先週放送の第6話では、謎の女性・豊玉妃花の正体が明らかに…。今回は、そんな豊玉に扮(ふん)する福本莉子さんにインタビュー。豊玉を演じる上で難しかったことや役に対する思い、共演者への思いなどを聞いた。
──本作のオファーを受けた時の心境を教えてください。 「タイトルを聞いた時は『どんなドラマなのだろう?』と思いました。ただ、以前“全領域異常解決室(AARO)という組織がアメリカにある”ということを調べたことがあって、その組織に日本の神様や超常現象が絡んでくるという、今まで見たことがない展開で、すごく面白そうだなと思いました」 ──放送が始まって少したちますが、周りの反響はいかがですか? 「友人やお仕事でご一緒するスタッフさんたちが『これ、どんなドラマなの?』とすごく興味を持って見てくれていて、とてもうれしいです。『豊玉って何者なの、ヒルコなの?』ということも聞かれたのですが、『それは、見てのお楽しみ』と濁していました(笑)」 ──豊玉という人物をどのように捉えていますか。 「衣装や髪型、ネイルも毎回変わっていて、はやっているスイーツを食べていたり、かわいい物が好きな子です。何にも縛られず、自由なところが魅力的なのですが、6話の台本を読んだ時に、これまで豊玉がどのような思いで行動をしてきたのかが分かり、すごく行動力や情があって、仲間思いの女の子だと思いました。また、最初に監督から『豊玉は自由に何でもやっていいよ』と言われていたので、逆にどう表現しようか迷ってしまい難しい部分もありました」
──第5話までは素性が明かされていませんでしたが、表現される上で心がけていたことを教えてください。 「1話の登場シーンで顔がゆがんで見えたり、どこにでも現れる怪しい存在だったので、何を考えているのか分からないような表情をしたり、なぜか笑っているという、ミステリアスな人物になるように意識をしました。でも、話し方などは自分が思うままに楽しく演じています」 ──先ほど衣装のお話がありましたが、福本さんもアイデアを出されていたりしているのでしょうか。 「はい。衣装さんが用意してくださった中から、そのシーンに合う服をフィッティングして、靴や靴下の色など細かいところまで、みんなでかわいい豊玉を目指して考えて作っています。髪型だけではなくてアクセサリーも毎回違うので、そこも見どころです」