猫は苦手だった飼い主さんがキジ白猫と出会った結果→毎晩、腕枕をして一緒に眠るほど仲良しに! 距離を縮めるためにしたことは?
「2018年出会った頃の写真です。仕事場に突然現れ次第に住み着くようになりました。私は猫が苦手だったため、指先で頭をツンツン触ることしかできませんでした。それから数カ月後、我が家で引き取ることに。このコとの生活が始まりました。今では毎日一緒に寝て、一緒に遊んでいます。家族に迎え入れて、本当に良かったです」 【写真】飼い主さんに寄り添って寝る前のひとときを過ごすにじおくん そんな愛猫との出会いを振り返るコメントとともに投稿された写真には、鼻に特徴的な模様のあるキジ白の男のコ「にじお」くん(取材時、9才)が写っています。投稿したのは、今は飼い主となったXユーザー@neko_nijikun240さん。ゴールドの瞳に、まん丸なお顔がとても愛らしいにじおくん。飼い主さんを見上げる表情は、とても穏やかで信頼関係が築けていることがうかがえます。 にじおくんと飼い主さん、どのように出会い、家族となったのでしょうか。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
猫が大の苦手だった飼い主さん。距離を縮めるためにしたことは?
にじおくんと飼い主さんが出会ったのは、今から6年前のこと。当時、にじおくんは推定年齢3才くらいでした。 飼い主さん: 「にじおくんは、突然、私の仕事場に現れ、次第に毎日来るようになりました。そこで、職場の倉庫の隅に寝床を作ってあげると住み着くように。職場の仲間とみんなでお世話をしていました。当時、私は猫が大の苦手。指先で少し触れるくらいしかできませんでした」 そうして数カ月が経った頃、新たな展開が訪れることに……。 飼い主さん: 「それまで目をつむってくれていた職場の社長から、業務に支障が出たり、近所に迷惑がかかったりする可能性があるため、『誰か引き取るか、またはほかの場所へ連れて行くように』と指示を受けたのです。私の妻が猫好きで、仕事が休みの日、ふたりで職場に行き、ごはんをあげていました。社長からの進言を受けて、妻からも『引き取りたい』と言われ、私も情が湧いていたこともあって、我が家でお迎えすることにしたのです」 飼い主さん自身は、実家で犬と暮らしていたことがあるそうですが、猫との暮らしは初めて。また、いつも顔を合わせていたとはいえ、お迎えした当時は、ほんの少ししかにじおくんに触れることができないほど苦手な状態。一体、どのようににじおくんとの距離を縮めていったのでしょうか? 飼い主さん: 「初めは、妻のしていることを真似しました。にじおくんは、とても人懐こく、妻の膝の上に乗ったり、抱っこしたりできるように……。そうした奥さんの接し方を見ながら、真似をすることで覚えていきました」 「驚いたのは、猫が爪を出し入れできることと、ゴロゴロとのどを鳴らすこと。とても驚きました。お迎え当初、にじおくんと私たち夫婦は別の部屋で寝ていたのですが、にじおくんの夜鳴きが激しくなったことから、妻と交代でリビングに布団を敷いて、にじおくんと一緒に寝るように。すると、私はだんだん、にじおくんと一緒に寝ることが楽しくなったのです。 今は、妻は2階で寝て、にじおくんと私はリビングで寝るようになりました。にじおくんは私の右腕を枕にして、毎日、眠りにつきます。夏もくっついてすやすや……。私にとって、今は、それが至福のひとときになっています」 お外で暮らしていたにじおくん。人懐こく、比較的、早くおうちでの生活に慣れたとはいえ、落ち着くまでには少し時間がかかりました。 飼い主さん: 「去勢前のスプレー行為は大変でした。おしっこはトイレでちゃんとするのですが、スプレー行為は部屋のあちこちでします。うれしかったのは、私たち夫婦には子どもがいないため、にじおくんを迎えて1匹と2人の家族になったこと。猫が苦手だった私ですが、今では、すっかり大好きになりました」