「地球の歩き方」東北4県版、2025年2月発行 地酒、温泉、歴史、文化…594ページ
旅行ガイドブックを手がける「地球の歩き方」(本社・東京)は2025年2月に「地球の歩き方J21みちのく 福島 宮城 岩手 青森2025~2026」を発行する。編集長など関係者が13日、青森県庁を訪れ宮下宗一郎知事に発行を報告した。 地球の歩き方シリーズの国内版ガイドブック制作は、今回で22冊目。歴史的に陸奥国と呼ばれていた青森県を含む太平洋側4県の全市町村を取り上げている。 東北地方の特長である地酒や温泉文化をまとめた章を特別に設けたほか、歴史や文化、伝統工芸など県をまたいだテーマを多く特集しており、地元の人も楽しく読めるという。表紙のデザインは検討中。 旅行に行く際に同シリーズを読んでいるという宮下知事は「新発売のガイドブックを片手に青森県に多くの方に来てもらい、みちのくをコンプリートしてほしい」と話した。 由良暁世編集長は「普段は観光地として紹介しないエリアも多く紹介しており、知らなかった歴史や文化など地元の魅力を再発見できる一冊になっている」とPRした。 594ページで、価格は2750円(税込み)。書店やECサイトで予約を受け付けている。