佐賀県と佐賀県内の市や町が24日、JR九州に対して鉄道環境の利便性の向上を要望しました。 【写真で見る】JR九州　古宮洋二社長に鉄道環境の利便性向上を求める要望書を提出

“鉄道ネットワークの維持“ICカード利用エリアの拡大”など要望

要望書の内容の一部

24日午前、佐賀県と佐賀県の19市町の幹部らがJR九州本社を訪れ、古宮洋二社長に利便性向上を求める要望書を手渡しました。要望書では、鉄道ネットワークの維持や利用状況に即したダイヤ改正、西九州新幹線の利便性向上のほか、SUGOCAなどICカード利用エリアの拡大などを求めています。去年9月の西九州新幹線の開業で佐賀県では新たに武雄温泉駅と嬉野温泉駅が新幹線停車駅となった一方、長崎線は江北駅から諫早駅までが並行在来線となって特急列車が減ったことなどから地域の移動手段の確保が課題となっています。