保育園の入園準備はちょっと待って! 保育園の決定通知が届いても、準備は先延ばしが“正解”なワケ
こんにちは!現役保育士、はるです。 12月下旬から2月上旬にかけて、保育園の決定通知が届く時期。仕事復帰もしなきゃいけないけど、子どもと離れがたい……そんな思いを抱いているママも多いかと思います。 保育園から始まる“ママ友”付き合い。出会ったママ友にウラの顔があったら…?【漫画】 保育園の決定通知が届くとついつい焦ってしまいがちなのが入園準備。今の時代SNSで手軽に情報を収集できるからこそ、これ便利!あのデザインかわいい!と目移りしてしまうのではないでしょうか。 ただ気を付けたいのが入園準備は早すぎてもよくないということ。 2月中旬~3月中旬までに保育園で入園説明会があります。持ち物の準備はこの入園説明会まで待った方が良いと実感した例を、保育園での保護者の方とのやり取りを交えてご紹介します。
盲点でもある「お兄ちゃんの時は……」の罠
様々なサービスが普及し、昔は手書きがほとんどであった連絡帳もアプリになったり、オムツのサブスクを利用して保護者の方が保育園にオムツをもっていかなくてもよくなったりと、保育園をとりまく環境も日々進化を続けています。 以上児クラスに兄姉がいて弟妹が未満児クラスに入園となった時に、兄姉の時とは変わっていた!なんていうことが実際にありました。 お姉ちゃんが1歳児クラスの時は布パンツを利用していた当時の保育園。ですが災害時の対応や保育士の管理の見直しからお姉ちゃんが幼児クラスにあがってから布パンツがなくなり、乳児クラスは紙パンツを園で購入し、日割り計算で保護者の方に請求する方法に変更となりました。 実際には変更になったことを園だよりなどで通知してはいたものの、該当クラスでなければ見落としがち。 入園初日の荷物に懐かしいお姉ちゃんの布パンツのカバーを持ってきてくださった保護者の方には、丁重に現在のシステムについてお話させていただきました。 その時は連絡帳の記入方法もお姉ちゃんの時代とは変わっていたので、保護者の方に驚かれたことを今でも覚えています。
お昼寝布団のお気に入りを見つけたのに……!
保育園の未満児クラスと呼ばれる0・1・2歳クラスでは必ずあるお昼寝の時間。 その際に使うお昼寝布団は保護者の方に購入してもらうこともあれば、園でリースしていることも。 実際に私が新入園の保護者の方と面談をさせていただいたときに「お昼寝布団はもう準備したのですが、掛け布団は何を使ってますか?」と質問されたことがあります。 実は私が当時働いていた保育園、お昼寝布団ではなくコットベットと呼ばれる簡易ベッドをお昼寝で使用していたのです! もちろんベットは園で貸出。保護者の方にはそのベットに合うサイズのシーツと掛け布団のバスタオルのみ持参をお願いしていました。 その保護者は友人のお子さんが保育園でお昼寝布団を持参していると聞いて、お子さんが寝やすいものを……と何か所もお店を巡って探し当ててくれたのだとか。「申し訳ないのですがご家庭で使ってくださいね」とお話させていただきました。 お昼寝布団は持ち帰りも洗濯も大変なものなので、園見学の時に前もって聞いておくと安心です!