こども食堂に関する調査報告会 「子どもが信頼寄せ安心できる場所になっている」
こども食堂に関する調査報告会が15日、那覇市で開かれ、こども食堂に通う回数が多い子どもや保護者ほど率先してイベントの準備を手伝うなど、社会性が高いことなどが報告されました。 調査は、こども食堂の利用を通して子どもたちや保護者の内面がどう変化するか把握しようと、2023年から24年にかけて全国のこども食堂を支援するNPO法人などが実施しました。 【写真を見る】こども食堂に関する調査報告会 「子どもが信頼寄せ安心できる場所になっている」 調査対象は沖縄県内と大阪府堺市のこども食堂に通う800人で、調査の結果食堂に通う回数が多い子どもや保護者ほど社会性が高いことなどが報告されました。 ▽調査を実施した幸地正樹さん 「(調査結果から)こども食堂に対しての信頼だったりとか安心できる場所になっているってことは全体的に言えるのかなと」 このほかこども食堂の役割などについて話し合うワークショップも行われ、今帰仁村のこども食堂では、参加当初は表情が暗かった姉妹が、回数を重ねるごとに明るくなり率先してイベントの準備を手伝うなど食堂での行動や内面に変化が生まれたことなどが報告されました。
琉球放送