献花する宗像さん（左）と大谷さん

　福島県郡山市の夏を彩る「第６０回郡山うねめまつり」は１日、開幕した。初日は市内片平町の山ノ井農村公園（うねめ公園）で、うねめ供養祭が営まれた。 　鹿又進供養祭実行委員長があいさつし、品川萬里市長、有馬賢一郡山うねめまつり実行委員長（郡山商工会議所副会頭）らが玉串をささげた。郡山市の姉妹都市・奈良市の親善使節団も出席した。 　奈良の都の葛城王と安積の郷の春姫を巡る「うねめ伝説」にちなみ、親善使節団の大谷陸斗さんが葛城王役、ミスうねめの宗像茜稔さんが春姫役を務めた。献花し、悲運の生涯をたどった春姫の慰を慰めた。 　２、３両日はＪＲ郡山駅前大通りでメイン行事「うねめ踊り流し」などを催す。