維新・吉村共同代表“待望論”高まる中、代表選出馬は?「この間もずっと考えてる。遠くない将来判断する」
日本維新の会共同代表の吉村洋文大阪府知事が11日、府庁で囲み会見に応じ、同党の代表選について言及した。 代表選の実施が決まった日本維新。衆院選での議席減、大阪以外での「敗北」の結果を受け、馬場伸幸代表、藤田文武幹事長は不出馬を表明した。 “吉村待望論”も高まる中、自身の出馬については「自分の中で決まれば発表する。今の段階では最終的に決まったものはない」とし、「ルール上は17日というのがあるが、それにかかわらず、自分の中でどうするかをこの間もずっと考えている。いろんな声があるのも事実。そう遠くない将来、判断したい」と語った。 代表選実施への受け止めについては、「多くの特別党員が実施すべきとの判断。維新を立て直し、代表を新たに選出して方向性を定めていくべきという意見が多かった」と認めたが、一方で「原則として大きな選挙の後は代表選をするのが通例で、やらないほうが例外パターン」とも語った。 代表退任を決意した馬場代表については「(橋下氏、松井氏という)創業者の後の党運営だったので本当に大変な状況だった。いろんな個性、主張をまとめる大変な職。この間、そばで見てきて一生懸命進めてこられ、お疲れさまでしたという思い」とねぎらった。