陸上女子100・福島さん、走る姿勢指導 村山でチャレンジアカデミー
陸上女子100メートルと200メートルの日本記録保持者・福島千里さんと、パラリンピックに6度出場した男子走り高跳びの鈴木徹さんを講師に迎えた「みんなでチャレンジアカデミーin村山」が16日、村山市民体育館で開かれた。参加者はトップレベルの選手の技術に触れ、体を動かす楽しさを学んだ。 小学生の親子が対象で、県内各地から約150人が参加した。かけっこ教室では、福島さんが「目線をずらさずに腕を振り抜くことが大事」とアドバイス。参加者は試しにバンザイや気をつけの姿勢などでも走り、腕を大きく振って走る重要性を再認識した。義足体験では、靴に義足を装着し、鈴木さんと歩いた。初めての感覚に戸惑い、「義足が重い」「けっこう曲がってバランスが取りにくい」などと話していた。 参加した村山市駅西、楯岡小3年矢作直央さん(8)は「福島さんの腕振りがとても速かった。少しずつレベルアップしながら走ることができて楽しかった」と話した。
他にボッチャを体験するコーナーや管理栄養士による運動と食事についての講座、トークライブもあった。