「のぞみ号」が全席指定席で運行するのはいつから?自由席と指定席の価格差は?
今年もお盆休みが近づいてきました。多くの人が帰省や旅行を計画するこの時期に、JRは特別な運行計画を発表しました。2024年8月9日から8月18日までの10日間、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」は全席指定席で運行します。 この記事では、特別運行に関する情報や自由席と指定席の価格差、おすすめの予約方法について分かりやすく説明します。 ▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
「のぞみ」はお盆期間に全席指定席で運行する
JR東海とJR西日本は、お盆期間である2024年8月9日から8月18日までの10日間、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」を全席指定席で運行することを発表しました。 「のぞみ」は通常、1号車から3号車は自由席ですが、この期間中は1列車250席の自由席が全て指定席になります。これによりホームの混雑が緩和され、お盆の時期でも確実に座って移動できるようになります。 この期間中、一部の「のぞみ」の12号車は「お子さま連れ車両」となります。ファミリーでの利用時に周囲を気にすることなく、快適に過ごせるでしょう。また、12号車はトイレや多目的室に近く、おむつ替えも簡単にできるため、小さなお子さま連れでも安心して利用できます。
自由席と指定席の価格差はどれくらい?
新幹線の指定席料金は、自由席の料金に530円を加えた金額が基本となります。この額は時期や区間によって変動することがあります。 ■シーズンによる価格差 お盆や年末年始などの混雑する時期には割増料金が適用され、閑散期には割引料金が適用されます。シーズンによる新幹線の自由席と指定席の価格差は表1の通りです。 表1
※筆者作成 ■新幹線の走行区間による価格差 東海道・山陽新幹線の「のぞみ」「みずほ」は、指定席のみ加算料金がかかります。 表2
※通常期の場合 ※西日本旅客鉄道株式会社JRおでかけネット「東海道・山陽新幹線各駅間の運賃・特急料金早見表」、「山陽・九州・北陸・上越新幹線各駅間の運賃・特急料金早見表」を基に筆者作成 具体的な価格差について、東京~新大阪間では、通常期の自由席料金は1万3870円、指定席料金は1万4720円で、差額は850円となります。この差額には「のぞみ」の指定席に対する加算料金の320円が含まれています。 自由席は料金が安い反面、混雑時には立ち乗りになる可能性があります。一方、指定席は少し高めですが、確実に座って移動できるため、特に長距離移動の場合は利用する価値があるでしょう。
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