【マリーゴールド】〝大怪獣〟ボジラがワールド王座取りに名乗り「あのベルトはミーのもの」
あのベルトはミーのもの。女子プロレス「マリーゴールド」で暴れ回る〝大怪獣〟ボジラ(20)が、団体最高峰王座取りに名乗りを上げた。 日本での初試合となった20日の旗揚げ戦(後楽園)では、一気に主役の座を奪った。Sareeeと組み、団体ツートップのジュリア&林下詩美と激突すると、会場に大「ボジラコール」を巻き起こした。敵軍2人をまとめて投げ飛ばし、開始5分でジュリアの右手首を破壊。中心選手を欠場に追い込んだ大怪獣は、取材に応じ「ジャパンの女子プロをぶち壊すためにここに来た。だから邪魔をするヤツは全員ぶっ飛ばしてやる! ミーは最強のボジラ。よく覚えておけクソッタレ!」と記者を威嚇した。 昼夜興行で大暴れした26日の新木場大会では、練習生を軽々と持ち上げてスクワットをする姿が目撃されている。強さの秘訣を問うと「よく運動をして、よく肉を食べることだ…ってそんなくだらねえ質問してんじゃねえ!」と声を荒らげる。 181センチ、91キロの巨体で暴走する姿は、昭和のプロレス史に残る〝超獣〟ブルーザー・ブロディや〝密林王〟グレート・アントニオをほうふつとさせる。強さの証しとして、旗揚げ戦でお披露目された「マリーゴールド・ワールド王座」を狙うという。 「マリーゴールドがスタートした日に、光り輝くレッドベルトを手に取った。あの時からあのベルトはミーのもの。腰に巻くのにふさわしいのはボジラだけだ!」。大怪獣が新団体のリングを席巻する。
木元理珠