競輪タイトルホルダーの妻が市議会議員に「今の僕があるのは彼女のおかげ。これからは世の中のために力発揮して」とエール
西武園競輪場の「ゴールド・ウイング賞(G3)」は20日、初日を迎える。6レースの一次予選を走る園田匠(42歳・福岡=87期)に話を聞いた。 本人のSNSで、奥さんが市議会議員に当選したと報告した園田匠。そこで、少し話を聞いてみた。 「妻は高校時代からの付き合いで、僕をずっと支えてくれた。家では子供の面倒、家事の手伝いなど一切やらず、競輪のことだけを考える生活。練習も手助けしてくれているし、今の僕があるのは妻のおかげ。早い時に結婚したから長女は大学生。三姉妹で下の子は高校生と中学生になり、子供のことから少し手が離れた。それで行橋市議に立候補して新人の中ではトップ当選。特定の政党や支援団体もなく、妻の知り合いの主婦達の協力からだった。今までは僕が彼女を独り占めしていたけど、妻の才能や人脈を考えると、志を高く持ち、世の中の為になってほしい。イベントの企画やライターなど、マルチの才能も持っているので、それを活かしてほしい」 人から必要と思われる人間は素晴らしいこと。園田選手がタイトルホルダーになれたのも、奥様の陰の支えがあったからだろう。(町田洋一)