マンCで新境地開拓に挑むグヴァルディオル 守備に定評のある若きDFは攻撃面でも才能を開花させることができるのか
左SBで起用される
今シーズンよりマンチェスター・シティに加入したクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルは左SBでの起用についてクラブの公式で語った。 グヴァルディオルはここまで公式戦31試合に出場している。シティ加入1年目はペップ・グアルディオラの戦術の理解に苦しみ、出場時間を確保できない選手もいる中、22歳のディフェンダーは順調に出場を重ねていると言える。 シティではライプツィヒの時とは異なり、左SBでの出場が多い同選手。新たな役割に挑戦するグヴァルディオルは、「私は新しい挑戦をするのが好きで、今シーズンは私にとって大きな挑戦だった」と、左SBへのポジションへの意気込みを語った。一方で、「私は毎回ベストを尽くそうとしているし、もちろんチーム内でお互いに適応して理解し合うには時間が必要だ。ファイナルサードでプレイすることは、私にとっては新しいことなんだ」とも語っており、ファイナルサードでの苦戦もコメントしている。 慣れないポジションで起用されてきたグヴァルディオルを本職のCBに戻した方がいいという見方もあったが、ここ数試合は好プレイを見せてている。ファイナルサードでのクロス精度やシュート精度などまだ課題も多いが、守備面で元々定評のある同選手に攻撃力も身につけば、まさに鬼に金棒だ。 以前は大外のレーンの上下運動が武器の1つだったカイル・ウォーカーが様々なことができるディフェンダーに成長したようにグヴァルディオルも新たな才能を開花させる可能性は十分にあるだろう。新天地で新たな役割に挑戦しているグヴァルディオルがペップの下で、どのようなディフェンダーへ成長するのか、注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部