【準硬式関東大会】前回王者・帝京大はコールド勝利 高崎健康福祉大、慶大、明大は2桁得点で快勝
11日から開幕した第66回関東地区大学準硬式野球選手権大会(以下、関東大会)。15日は3回戦6試合が行われ、帝京大や高崎健康福祉大、東海大らが勝利した。 【一覧】15日の試合結果、16日の試合予定 前回王者・帝京大が初戦を迎え、宇都宮大に7対0のコールド勝ち。序盤3回まで0対0と重苦しい展開だったが、帝京大が4回に1点を先制すると、試合が動き出す。 5回以降も帝京大が得点を重ねて主導権を握ると、守っては先発・宮島英輔が5回までヒット1本に抑える好投。7対0で迎えた7回、二死2、3塁と初めて得点圏にランナーを背負っても、最後の打者を打ち取ってベスト16入りを果たした。 宮島は「初回から落ち着いて投げきることができた」と初戦独特の難しさを感じることなく、淡々と投げきった。「次も落ち着いて、淡々と投げられるように頑張りたい」と語った。4回戦でも好投なるか。 シード校・高崎健康福祉大も、13対2の5回コールドで勝利。初回から1点を奪うと、2回には9番・磯 泰成の内野安打で追加点。「自分の一打で流れを変えることができて良かった」と磯が語るように、3回以降は高崎健康福祉大がペースを握り、5回までで13得点を記録して勝利した。 その他、慶應義塾大は20得点、明治大は15得点で3回戦突破。東海大は先発・原口 武琉が5回無失点の好投もあり、6対4で亜細亜大から勝利。試合を作った原口は「チーム全員で力を合わせて勝ち切れてよかった」と接戦を制したことに喜びを見せた。 16日は3回戦2試合が予定されている。シード校・日本大が初登場であり、16日をもってベスト16が出揃う。