ACIDMAN、新曲「輝けるもの」が映画『ゴールデンカムイ』主題歌に 来年シングルリリース
ACIDMANの新曲「輝けるもの」が、映画『ゴールデンカムイ』の主題歌に決定。 あわせて新ビジュアルが公開された。また、楽曲を使用した予告映像も公開された。 【画像】山﨑賢人主演、映画『ゴールデンカムイ』 『ゴールデンカムイ』は、集英社『週刊ヤングジャンプ』にて約8年間連載された、野田サトルによるコミックを原作とした映画。明治末期、日露戦争明治末期、日露戦争終結直後の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、厳しい大自然の中で一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちによって繰り広げられるサバイバルバトルアクションだ。楽曲は、『ゴールデンカムイ』の情景がそこに浮かび上がるような、大自然の中で抗いながら命を燃やす人々の生き様を、ロックサウンドに乗せてエモーショナルに歌い上げた楽曲となっている。 本楽曲の作詞作曲を手掛けた大木伸夫(Vo/Gt)は「自然と共に生きるアイヌの人々の美しい生き様、土を忘れ欲望を追い求めてしまう僕達の儚い生き様。正しさに揺れながら、迷いながらも強く生き抜く力になる楽曲として、この映画を支えられたら嬉しいです。」と、『ゴールデンカムイ』の世界観に寄り添い制作した想いを語った。 さらに、本楽曲を約3年ぶりのシングルCDとして1月17日にリリースすることも決定。初回限定盤DVDには、21年目のメジャーデビュー記念日となった10月30日に開催された『This is ACIDMAN 2023 at Zepp Haneda』のライブ映像がいち早くパッケージ化される。なお、今回公開された新ビジュアルは操上和美が撮影。鋭い眼差しが印象的なモノクロの新ビジュアルは、映画の世界観とも重なるものとなっている。 <ACIDMAN 大木伸夫(Vo/Gt)コメント> このお話を頂いたのは、とあるライブ出演の20分前。 大好きな漫画の実写化の主題歌というお話だったので大興奮! すぐにイメージが沸き、(オソマのフリをして、、、)トイレに駆け込み、一気にボイスメモにアイデアを吹き込みました。 自然と共に生きるアイヌの人々の美しい生き様、土を忘れ欲望を追い求めてしまう僕達の儚い生き様。 正しさに揺れながら、迷いながらも強く生き抜く力になる楽曲として、この映画を支えられたら嬉しいです。 あらゆる一瞬の明滅の命が、「輝けるもの」になりますように。 大木伸夫(ACIDMAN) ※“オソマ”とは、アイヌ語で「うんこ」や「うんこをする」という意味。『ゴールデンカムイ』の作中にたびたび登場する単語。 <山﨑賢人コメント (杉元佐一役)> 今回、映画のために書き下ろしてくださったということで、本当に「ゴールデンカムイ」にピッタリな歌詞でした。そして、エンドロールで流れた時の、それぞれのキャラクターたちの旅、冒険、そして物語がこれからも進んでいくような力強さだったり、切なさだったり、疾走感みたいなものが感じられてすごく素敵な曲だと思いました。 <山田杏奈コメント (アシㇼパ役)> 始めて楽曲を聞いた時に、すごく疾走感がある曲なのに大木さんの声の優しさがとてもいいなと思いました。作品としての力強さにもなっていますし、歌詞の中で『何かを得て、失って、それでも旅は続いていく』というような表現があって、それもすごく、「あぁ、ゴールデンカムイだな」と、じんわりと、いいなと思いました。 <松橋真三プロデューサーコメント> 本作は、皆に楽しんでもらえるエンターテイメント大作ですが、冒頭、日露戦争二〇三高地の激戦から始まります。 様々な苦難を背負った杉元佐一が、主人公として背負う「重み」が必要であると、ACIDMAN大木さんにお伝えし、作曲をお願いしました。 甘いだけではない人生を歩んできた、いろいろ背負って生き抜いてきた大人のアーティストでないと作れないような歌を希望しますと無茶なお願いをしました。 作っていただいた「輝けるもの」は、激しくて、美しくて、胸が熱くなり、目頭が熱くなる素晴らしい主題歌となりました。 物語の最後、熱い情熱と愛を感じながら劇場を後にしてほしいと思います。お楽しみに!
リアルサウンド編集部