＜巨・D＞DeNAが巨人を下し日本シリーズに進出（撮影・篠原岳夫）

　21日に日本テレビ系で放送された「クライマックスシリーズファイナルステージ第6戦　巨人×DeNA」（後7・00～後9・50）の世帯平均視聴率が15・4％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）の好視聴率を記録したことが22日、分かった。個人視聴率は9・5％だった。 　3勝3敗で迎えたセ・リーグCS第6戦。DeNAは巨人を3－2で下し、17年以来7年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。3連勝でCS突破王手をかけてから2連敗。3勝3敗の崖っ縁に追い込まれながら、下克上を果たした。 　試合は0－2で迎えた5回、DeNAは森敬の右中間を破る適時三塁打で1点差とすると、代打・フォードの適時中前打で同点に。9回2死三塁、牧が巨人6番手として登板した菅野から三遊間を破るタイムリーを放ち、大きな勝ち越し点を奪った。 　このシリーズの世帯視聴率は18日の第3戦は8・8％、19日の第4戦は10・8％、20日の第5戦は11・6％を記録しており、シリーズの盛り上がりとともに数字が上がっていた。 　この日、同局はCS放送後に、大谷翔平投手、山本由伸投手が所属するドジャースがワールドシリーズ進出を決めた大リーグ、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦（後9・56）を緊急編成で放送。世帯平均視聴率は5・9％、個人視聴率は3・3％だった。 　午後9時から「しゃべくり007」、10時から「月曜から夜ふかし」を放送する予定だった。