センバツ2022 「万全な状態で挑む」 市和歌山、室内練習に汗 雨天順延できょう2回戦 /和歌山
センバツで初戦を突破した市和歌山の2回戦、明秀日立(茨城)との試合は、26日に予定されていたが雨天順延となった。27日第2試合(午前11時半開始予定)となる。 市和歌山の選手たちはこの日午前9時から、甲子園の室内練習場で2時間ほど汗を流した。打撃練習に主眼を置き、1時間以上を費やしたという。 練習後、オンラインでの取材に応じた半田真一監督は、明秀日立の猪俣駿太投手(3年)の切れのある変化球を警戒し、「大振りにならないよう、コンパクトに低い打球を打つことを意識させた」と明かした。その上で「攻撃力が非常に高いチームで、厳しい戦いになると思う」と試合を展望していた。 松村祥吾主将(3年)は「状態は上がってきている。万全な状態で挑めると思う」と自信を見せた。25日には今春卒業したばかりの前主将、松川虎生捕手(ロッテ)がスタメンマスクをかぶったプロ野球開幕戦の中継を、皆でホテルで観戦したという。「僕たちも頑張らないといけないと感じた」と刺激を受けた様子だった。【橋本陵汰】