歴代最速のシボレー「コルベット E-Ray」が登場! 初のハイブリッドモデルは4WDで664馬力!
ゼネラルモーターズ・ジャパン(以下、GMジャパン)は、シボレー コルベット初の電動化&全輪駆動モデルである「シボレー コルベットE-Ray」を発表。6月7日から予約注文を開始した。 【写真たっぷり43枚】シボレー コルベット E-Rayの詳細画像はこちら!
コルベット史上最速の「E-Ray」
シボレー コルベットE-Rayのボディは、全長4685mm、全幅2025mm、全高1225mm、ホイールベース2,725mm。パワートレインは、フロントアクスルを駆動する162PSのモーターと、ミドシップに搭載してリアアクスルを駆動する502PSの6.2L自然吸気V8「LT2」エンジンを組み合わせた「eAWD(電動化による全輪駆動)」を搭載。システム総合最大出力は664PSを発生し、内燃機関のパワーと高い応答性を持つモーターを緻密に制御することで、0-96km/h加速がわずか2.5秒という、コルベット史上最速のパフォーマンスを実現している。 センタートンネルに配置した容量1.9kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーは、PHEVのような外部給電式ではなく、エンジン稼働状態で時速26km/h以上での走行時や、減速時にフロントモーターを使用して充電する方式。巡航時にモーターがアシストすることで、4気筒が気筒休止状態になるアクティブ フューエルマネジメントの使用領域が拡大し、燃料消費をおさえつつ必要な時には瞬時に4輪すべてのタイヤで加速することができるという。 またeAWDは、路面状況や車速、ステアリングの角度を常に計算し、前後の動力配分を瞬時に最適化することで、あらゆる状況下で優れた操作性とパフォーマンスを発揮する。ドライブモードはツアー/ウェザー/スポーツ/レーストラック/マイモード/Zモード/ステルス/シャトルの8つを搭載。例えばステルスモードでは電気モーターのみでの走行が可能で、住宅街や早朝での走行シーンで効果を発揮。上限速度は72km/hに制限され、それを超えたりアクセルを踏み込んだりするとエンジンが始動する。最大航続可能距離は約4.8~6.4kmとなっている。