【山口】県が自動運転バスの実証実験へ
山口朝日放送
最先端の技術を活用し若者が住み続けたいと思える社会を実現するのが狙いです。 県議会の代表質問で、村岡知事は自動運転バスの実証実験に取り組むことを明らかにしました。 村岡嗣政知事 「県内各地域で交通手段の確保が喫緊の課題となっていることを踏まえ、自動運転の社会実装に向けた取り組みを進めています。」 県によりますと、実証実験は今年度、周南市の公道で県と市が防長交通などと連携して行います。 最終的には特定の条件下で無人運転が可能なレベルを目指すとしています。 県が去年実施した若者への調査では、県内の移動の不便さを解消してほしいという声が多く上がっていました。 村岡嗣政知事 「この実証で得られた成果を生かして、中山間地域など県内での横展開を図り、自動運転の取り組みを利便性が高く暮らしやすい地域づくりへとつなげていきます。」 事業費はおよそ1億5000万円を見込んでいて、県の支出のほか国へ補助金を申請するということです。