西武、阪神からFAの原口文仁の獲得調査へ チームの本拠地・埼玉県出身という縁も
西武が阪神から国内FA権を行使した原口文仁内野手(32)の獲得調査を進めていることが14日、分かった。シーズンを通して固定できなかった一塁に加え、捕手もこなせる右打者に白羽の矢を立てた。 【写真】取材に応じる阪神・原口文仁、家族からは「付いていくという言葉を掛けてもらった」 昨オフに一塁手の山川がソフトバンクにFA移籍し、代役候補としてメジャー通算114本塁打のアギラーを獲得したものの、故障でわずか30試合出場にとどまった。原口の今季推定年俸は3100万円で人的補償の発生しないCランク。チームとゆかりのある埼玉・大里郡寄居町出身という縁もある。 原口は近年は代打としての起用が多く、今季52試合で打率・241、2本塁打、9打点の成績だったが、12日にFA権を行使した際は「もっとゲームに出たい、スタメンから勝負したいという気持ちが強かったのが一番」とコメントしていた。