有帆小で木との触れ合い体験教室 木組みや丸太切りに挑戦【山陽小野田】
有帆小(西村裕文校長)で19日、県建設労働組合小野田支部(竹本登支部長)による木との触れ合い体験教室があり、5、6年生29人が木組みや丸太切り、かんなでの削りに挑戦し、木材を利用することへの関心を深めた。 子どもたちに木の魅力や、人と木、森との関わりを学んでもらいたいと、同組合が県内の学校で実施している体験授業。同校には小野田支部の8人が訪れた。 木は、鉄やコンクリートと比べてダニを寄せ付けない健康に良い素材であること、柱やチップ、紙などさまざまな用途で使えることなどを紹介。木組みの実演では、くぎを使わずに約160㌢四方の小さな家を組み上げ、その手際の良さで子どもたちを驚かせた。 児童も木組みに挑戦し、2人同時に木づちを振るう際には、バランスを取るために集中力が必要なことを実感。5年の城﨑陸飛(りくと)君は「木づちは重かったけど、力を入れ過ぎないように気を付けた。大工さんの大変さが分かった」と憧れのまなざしを向けた。