福岡市の新年度予算案の概要が判明しました。一般会計の総額は4年連続で1兆円を超え、過去最大規模になる見込みです。

各区役所に「こども家庭センター」を設置

関係者によりますと福岡市の新年度予算案は、一般会計の総額が1兆600億円から1兆900億円程度となり、4年連続で1兆円を超え、過去最大規模になる見込みです。新規事業としては東区のアイランドシティに消防出張所を整備するほか、各区役所に「こども家庭センター」を設置し、児童福祉と母子保健の一体的な相談支援を行う方針です。また、災害時に備えて自宅で人工呼吸器を使用する人に対して非常用電源の購入費を助成する事業も始めます。一方、歳入では人口増加や固定資産税における土地評価額の上昇などで、市税収入が過去最高となる3660億円から3760億円になる見込みです。