阪神じゃなければ…?他球団なら主力クラスの選手(3)1軍での出番はないのか
昨季はリーグ優勝・日本一を成し遂げた阪神タイガース。今季はスタートこそつまずいたが、徐々に調子を取り戻し、連覇も視界に入りつつある。一方、思うように結果を残せておらず、二軍が主戦場となっている選手も少なくない。ここでは、他球団であれば主力となり得る選手を紹介したい。
遠藤成
・投打:右投左打 ・身長/体重:178cm/85kg ・生年月日:2001年9月19日 ・経歴:東海大相模高 ・ドラフト:2019年ドラフト4位 内野のポジションが埋まっているだけに、一軍出場が難しい立場にいるのが遠藤成だ。 東海大相模高では1年春からベンチ入りし、投打で高い野球センスを発揮していた遠藤。高校通算45本塁打を放ったパンチ力もあり、ドラフト4位で阪神タイガースに入団した。 プロでは二軍で積極的に起用され、2021年のファーム日本選手権では、9回に同点打を放ち、MVPを受賞。着実なレベルアップを果たしていた。 昨季は二軍で112試合に出場し、打率.270、2本塁打、37打点と一定の成績を記録。一軍デビューの可能性も期待されたが、正二塁手・中野拓夢の存在もあって叶わず。 今季も中野は不動のレギュラーとなっており、積極的な起用は難しいところ。もし他球団にいれば、少なからず一軍デビューは果たせていたのかもしれない。
ベースボールチャンネル編集部