「200件ほど架空請求し2億円以上だましとった」交通事故の被害者勧誘し保険金詐取 元整骨院経営者ら28人検挙 大阪
大阪市中央区の整骨院で交通事故の被害者を施術したように装い、保険会社から保険金約3700万円をだまし取ったなどとして元経営者ら28人が逮捕、書類送検されました。 詐欺などの疑いで逮捕、書類送検されたのは、大阪市中央区で営業していた整骨院の元経営者、佐藤直哉容疑者(33)や元従業員の赤星竜也容疑者(31)ら28人です。 佐藤容疑者と赤星容疑者は2021年10月から2023年10月までの間、交通事故の被害者26人を施術したように装い、うその証明書などを保険会社に提出して保険金約3700万円をだまし取った疑いなどが持たれています。 警察によりますと、佐藤容疑者らは赤星容疑者のSNSで「交通事故のサポートをします。高額な収入が入ります」などとうたって実際に交通事故にあった被害者を集めていたということです。 募集に応じた26人は一度も整骨院に通院していなかったとみられます。 1人あたり自賠責保険の保険金として120万円ほどを請求し、佐藤容疑者側がうち50万円を受け取っていたということです。 佐藤容疑者は警察の調べに対し、容疑を認め、「200件ほどの架空請求で2億円以上をだましとった」と話しているということです。
ABCテレビ