セリーナ・ウィリアムズ選手が母乳を寄付へ「最高の気分!」
女子テニス史上最高の選手と称されるセリーナ・ウィリアムズ選手(42歳)。今年8月に第二子となるアディラちゃんを出産したウィリアムズ選手は、最近ニューヨークへ訪れた際に自身の母乳を寄付したことをInstagramで報告しました。 【動画】母乳を寄付したことを報告するセリーナ・ウィリアムズ選手
「ドナーミルク」とは?
生まれたばかりの赤ちゃんにとって、母乳やミルクは大切な栄養源。なかには体質や体調など、さまざまな要因によって母乳が出なかったり、早産などによって母乳がでるまでに時間がかかることも。そこで母乳が出る人が、それを必要とする人のために自身の母乳を寄付するのが「ドナーミルク」です。 ウィリアムズ選手は12月20日(現地時間)、Instagramに母乳を冷凍庫で保管している様子の動画を投稿し、ドナーミルクに協力したことを明かしました。 「キャプション:先日ニューヨークに出かけたときの母乳が余っていました。そこで、検査を受けたら持ち帰る代わりに母乳を寄付できたのです。養子縁組をしていたり、母乳が出ない素晴らしい女性をたくさん知っています。最高の気分でした。きっと誰かが“スーパー戦士”のミルクをもらっていることでしょう」
感謝のコメントが続々と
動画では、母乳の寄付が誰かの助けになることを楽しみにしていると語ったウィリアムズ選手。そしてこの投稿に対し、コメント欄では多くの感謝の言葉が寄せられました。 ・「NICU治療を必要とする、早く生まれた双子の母です。私の母乳がでるまでの期間、ドナーミルクが大きな助けになりました。ありがとう 」 ・「私の赤ちゃんは養子で乳製品にアレルギーがあったので、ドナーミルクが頼りになりました。すごく大切な贈り物で、思い返すたびに感謝の気持ちでいっぱいになります」 そして中には、寄付を行っただけでなく、その様子を動画に収めて周知したウィリアムズ選手の行動をたたえるコメントも。 必要な人のもとへ届けられる支援の輪がつながるといいですね。