「マウンテンドクター」第7話で歩(杉野遥亮)が下す決断とは? 看護師役・トラウデン直美のコメントも
第7話。歩がMMTに復帰することが決まり、メンバーたちも山岳医療への思いを新たに、再び前へ進み始めた直後、典子の母・聖子が院長の松澤周子(檀れい)の元へあいさつにやって来る。典子は母の突然の訪問に何とかその場をやり過ごそうと焦るが、事情を知らない周子の前で取り繕えるはずもなく、ついに麻酔科医であることを聖子に知られてしまう。すると案の定、聖子は怒りをあらわにし、今すぐ病院を辞めさせると典子を連れ帰ってしまう。 週末、当番だった典子に代わって山小屋診療所を訪れた歩は、カメラマンの長田拓(谷恭輔)と出会う。拓は、妻と娘と出かける約束をほごにして、山へ写真を撮りにきたらしく、家族より山を優先させたことで妻の怒りを買ってしまったという。それでも、山が好きな気持ちは譲れないという拓の思いがどことなく理解できる歩。
するとそこへ、典子が聖子の制止を振り切ってやって来る。典子は、なぜ母親にうそをついてまで麻酔科医になったのか、その理由を歩に打ち明ける。
翌日、鮎川山荘に、落石事故に巻き込まれたと登山者自ら助けを求める連絡が入る。歩が急いで現場に駆け付けると、そこには右足が岩に挟まれ身動きがとれなくなった拓の姿が。事故が発生した時刻から考えると、脚の細胞が壊死(えし)し始めている可能性も考えられる。岩の撤去作業も難航し、このままでは拓の命が危ない。考えあぐねた歩が電話で国際山岳医の江森岳人(大森南朋)に相談すると、江森は命を守る方法は一つしかないと告げ、歩は究極の決断を迫られる…。