ルーキー橋木太希が80戦目で待望のJRA初勝利!「先生に迷惑をかけてばかりだったので…」
29日の中京6R(3歳上1勝クラス、ダート1400メートル)で4番人気シャープゾーン(牝4・西園正)が3馬身差の完勝。手綱を取ったルーキー橋木太希(18=栗東・西園正)は、今年3月のデビューから80戦目でうれしいJRA初勝利を挙げた。 【写真】豪華メンバーが初勝利を祝福! 自厩舎の馬で待ちに待った勝利を挙げた橋木は「西園先生には多くの騎乗馬を用意していただいたのに、これまで迷惑をかけてばかりだったので、1つ勝てたことで少しは恩返しできたのかなと思います」と師匠への感謝を口にしつつ、「ふがいない騎乗や2着の結果に悔しい気持ちだったので、やっと勝ててホッとしています。同期の中でも一番遅い初勝利となりましたが、それでも応援し続けてくれたファンの皆さまのおかげだと思いますし、これからも引き続き応援していただきたいです」と喜びに浸っていた。 これまでJRAで2着が2回あり、地方競馬ではヤングジョッキーズシリーズのトライアルラウンドでは2着が4回あってJRA西日本のトップに立っている橋木だが、先頭ゴールだけが遠かった形。すでに20勝以上している同期の高杉、吉村らの背中を追いかけていく。
東スポ競馬編集部