日向坂46 計14万人動員全国ツアー「Happy Train Tour 2023」追加公演 Kアリーナ横浜公演にて完走! 来年4月の2度目となる横浜スタジアム単独ライブも発表!
こうして熱気を帯びた会場にミラーボールが出現。ステージがディスコモードにチェンジしたところで、センターの小坂菜緒がお立ち台に上がり、ライブ定番曲「キツネ」を歌唱。大サビ前では、上階にも爆発の振動が伝わるような火薬特効が用いられた。そのまま「One choice」へと移行。怪我で休養中の丹生明里に代わって、四期生の正源司陽子がセンターを務めた。今回のツアーを通して正源司は代理センターを務めたが、四期生だけで行なった「新参者」公演を経て、この最終日では堂々としたパフォーマンスで成長を伺わせた。
そして再び四期生が全員登場。小西夏菜実が「もっと声出せるよなー!」とあおると、藤嶌がセンターを務める「見たことない魔物」へ。客席に向かって飛び出さんばかりの勢いで踊る。これを受けて、今度は一~三期生が「青春の馬」をパフォーマンス。これも最近は四期生が歌っていた楽曲だが、今日は先輩たちが担当。後輩に負けないガッツと躍動感で客席を沸かせた。
ここからは全員がステージに上がり、「My fans」「NO WAR in the future 2020」とたたみかける。「NO WAR in the future 2020」のイントロでは、森本茉莉の「ラストスパート、もっと声出せー!」というアオリに続き、センターの斎藤京子が「全員で行くぞー!」といつになく迫力のある気勢を上げ、一丸となってパフォーマンスした。間奏では期別に激しいダンスを繰り広げ、最後は佐々木久美の「騒げー!」という絶叫で大サビに突入した。
ここまでで攻撃モード見せたメンバーは、アイドルモードに移行。白を基調にしたクリスマス仕様のコートを着て、クリスマスツリーの華やかな映像をバックに、キュート路線の「ホントの時間」を歌う。続く「アザトカワイイ」では、全員で客席に向かってボール投げを敢行し、日向坂46のライブらしくファンとのコミュニケーションを行なった。 本編ラストは最新シングル表題曲「Am I ready?」。センターの上村ひなのがバルーンに乗りこみ、2階席の高さまで上がって観客に手を振る。最後は上村が「ありがとー!」とカメラに向かってウインクをして締めた。 そしてアンコール明け1曲目は、全員で歌う「HEY!OHISAMA!」。佐々木久美の「ラスト、全力で行くぞー!」という声に続き、メンバーたちはステージと花道を移動しながら、会場中のファンとコミュニケーションを取った。曲中には富田鈴花が先頭になってコール&レスポンス。ステージ上で自由にはしゃぐメンバーたちからは、多幸感が溢れ出していた。 MCでは、加藤史帆が「歓声ありのツアーがすっごい久しぶりで、ツアーをさせていただくたびにおひさまの愛をすっごい感じて。愛いっぱいのツアーでした」「来年ももっともっとおひさまとワクワクするようなことをいっぱいしたいと思っているので、これからも私たちと一緒にいてください」と語った。小坂菜緒は、「このツアーで数億年ぶりにアオリをやったんですよ」と言って、「数億年ぶりって、恐竜なの?」と小坂の好きな恐竜にかけたツッコミの声を浴びつつ、ツアーの中でアオリが成長したとうれしそうに報告した。 ここでスクリーンに「5回目のひな誕祭」の開催決定を知らせるムービーが流れる。「ひな誕祭」は、日向坂46のメジャーデビューを記念して毎年行われているライブだ。来年は4月6、7日に横浜スタジアムで行なわれることが告知された。この後、キャプテンの佐々木久美がマイクを取り、客席に語りかける。 「今年はひな誕祭とかツアーとかいろんな場所を回らせていただいたんですけど、やっぱりちょっとどこか私たちメンバーに迷いがあるようなときがあったり、それを本当なら察されてはいけないのに、おひさまにもちょっと「あれ?」って不安な気持ちにさせてしまったり、そんな瞬間があったと思います。でも私たちはですね、今年すごく楽しかったし、でもやっぱりもっともっとできることはあるんじゃないかってみんなで模索して、みんなで話し合って、ある目標を決めました。私たちはこのメンバーでもう一度、東京ドームを目指します!(しばらくファンの大歓声が続く)。ありがとうございます。3回目のひな誕祭で初めて東京ドームに立たせていただいたとき、すごく、こんな景色が待っていたんだって…。おひさまのみなさんも「ここが夢だったよ」ってすごく言ってくださって、私たちもそれが何よりうれしかったし。その後も目標はあったんですけど、やっぱり、もう一度、あのときお休みで出れなかったひよたん(濱岸ひより)も、あのときはまだ加入していなかった四期生も、もう一度一緒に東京ドームに立とうと。私たちでは力不足かもしれませんが、もう一度あの夢の舞台目指して、ハッピーに突き進んでいきたいと思います!(大きな拍手)。やっぱり、すごく、私たち先輩たちは、四期生の「新参者」を観させてもらったんですけど、すごく熱くて、すごいハッピーにあふれていて。やっぱりもう一度、こういう気持ちでみんなで上を目指さなきゃいけないなって、四期生のお陰でもう一度、ひとつになれた気がします。これからもおひさまのみなさんを楽しませ続けられるように、みんなで頑張っていきます。ほんとにこれが今の私たちの思いなので、おひさまの前でこうしてまた夢をお話することができてよかったです。来年からハッピーに楽しんでいくぞー!」