音楽ドキュメンタリー映画『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』5月公開決定
ザ・フォーク・クルセダーズ、サディスティック・ミカ・バンドなど、1960年代から90年代に日本の音楽史をかえた不世出の音楽家・加藤和彦の軌跡を辿る初の音楽ドキュメンタリー映画『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』が、2024年5月に東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開することが決定。あわせて、ティザー・ヴィジュアルが公開されています。 本作は、高橋幸宏が、加藤和彦に寄せた想いから映画化の企画が立ち上がったとのこと。日本初のミリオンヒットを生んだザ・フォーク・クルセダーズ結成秘話、サディスティック・ミカ・バンドの海外公演やレコーディング風景などを交えた貴重映像に加え、日本のポップスの金字塔とも言える“ヨーロッパ三部作”『パパ・ヘミングウェイ』『うたかたのオペラ』『ベル・エキセントリック』に隠された逸話などが収められます。さらに映画では、不朽の名作「あの素晴しい愛をもう一度」を新たにレコーディング。さまざまなジャンルのミュージシャンで紡がれ、進化し続ける楽曲の姿がスクリーンに映し出されます。 企画・監督・プロデュースは、『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』(2018)、『音響ハウス Melody-Go-Round』(2020)を手掛けた相原裕美。約4年間の取材・制作期間を経て今年5月公開となりました。日本のロック・ポップス黎明期から時代を先取りした革新性や音楽性、今なお世代を超えて多くの人々に影響を与えている加藤和彦の偉業を巡る本映画に注目です。 (C)「トノバン」製作委員会