究極の女体美を追求する「2.5次元モデル」・あまつまりなが語る初グラビアの記憶「思った以上に脱がされたというか、全力で脱いじゃいました(笑)」
ーーそんなあまつ様ですが、『FLASH』2018年8/14号(7月31日発売)でついに初グラビアを披露します。これはどういう経緯で? あまつ やなぎばころんちゃんという一時期、私のマネージャーをやってくれたモデル友達がFLASHさんと繋がりがあって。「よかったらグラビアやってみない?」って紹介していただきました。新しいことに興味があったので、すぐ挑戦することに決めましたね。 ーー最初に編集部の方とお会いした時の心境は? やはり不安に? あまつ それはありましたね。雑誌グラビアって同人誌などと違って、さまざまなスタッフさんが関わってくるじゃないですか。編集さんと私と、お互い撮りたいイメージが違っていたらイヤだなって。お話ししたうえ、スタイリングとヘアメイクは自分でやらせていただくようお願いしました。 ーーいまでは信じられないですけど、当時はコスプレイヤーがコスプレでなくグラビアをやったり、それこそメジャー誌に出るのは邪道だ、みたいな考えが一部のオタクたちの間でありましたよね。あまつさんは、そこは気にされなかったですか? あまつ たしかにそういうのがあることは知っていたけど、自分はコスプレイヤーではないと思っていたので気にしなかったです。それに当時はものすごく強気な性格で。何か言われたとしても「やりたくてやってることに何か文句ある!?」って言い返していたと思います(笑)。 ーー強いなぁ(笑)。そのグラビアですが、「ピンナップガール」をテーマに、アメリカっぽい雰囲気のスタジオで撮影。なんと8ページの袋とじで、局部こそ隠れていますが、かなりヌーディなカットも! 初グラビアでこの露出は相当、緊張したんじゃないですか? あまつ すごくしました。最初はまさかここまでやるつもりはまったくなかったんです。でも現場がすごく明るい雰囲気だったのと、スタッフがカメラマンさんと編集さんだけということもあって、思った以上に脱がされたというか、全力で脱いじゃいました(笑)。ただすごくポップでキレイに撮っていただいたので、満足しましたけどね。 ーー撮影で印象に残っていることは? あまつ とにかく暑い日で、フラフラになりかけながら撮影していましたね。あと同人誌では一回一回写真を確認しながら撮影していくんですけど、グラビアはまったく違って。途切れることなくどんどん撮影していって、最終的にその中からいいカットを選ぶ。だからそれだけ表情や動きも自然なものになって、素が出やすいというか。ものすごく勉強になりましたね。 ーー発売後、掲載誌は買いに行きました? あまつ いえ。送ってもらったので。でも周りの人には買ってもらいましたよ(笑)。 ーー周囲の反応が気になったりは? あまつ 特になかったです(きっぱり)。何か言われたかもしれないけど一切、気にしていなかったです。根拠はないけど自信があったんですよね。 ーーつくづく強気なんですね(笑)。出来上がった誌面も満足したと。 あまつ そうですね。ただタイトルに「〝コスプレ女神〟がいきなり手ブラ!」とあって、そこだけ少し違和感がありました。やはりコスプレイヤーではなく、2.5次元モデルだと言ってもなかなか伝わらないんだな、難しいなって。それでもSNSのフォローも増えたし、多くの方がご覧いただいた実感がありました。もっとグラビアをやりたい、2.5次元モデルだってわかってもらいたい、もっともっと自分を知ってもらいたい。そんなすべての気持ちに火が着きました。 ●あまつまりな 12月28日生まれ 身長164cm ○2.5次元モデルとして活動中。最新写真集『Lace up』(小学館)が、7月26日に発売予定。AMATSU名義で歌手としても活動中。公式X【@R_Ap8_】 公式Instagram【@r_ap82_】 取材・文/大野智己 撮影/荻原大志